● 欅のワンド

漫画を読んでいましたらば、魔法使いと魔法の杖が出てきました。
通常、魔法の杖といえば、何かや誰かに対して影響を及ぼすために使われるのが常なんですが、そのエピソードの中では、「我を失わないように、意識を保つために杖で地面をコツコツと7回叩く」というように登場していました。
その使用用途に「きゅん」ときました(笑)。
何かを浄化したり、自分からエネルギーを発し影響を及ぼすためのワンド使用という「能動的な使い方」についてはピンと来ませんでしたが、自分を保つ、意識を集中させる、センタリングする、何かを受信するアンテナとして使うという「受動的な使い方」はイメージできました。
大昔に読んだ本に「魔法使いはワンドを自分で作って持つ」というようなことが書いてあり、何度かワンド作りにチャレンジしました。
(当時おまじないブームで、他にも銅鏡や護符など、様々なものを作りました(笑))
その本は既に手元にないのではっきりとしたことは覚えていませんが、木の棒を持ちやすい長さに切り、好きな色に塗る、というシンプルな記述だったと思います。
出来上がったのは予想通りに「ただの色つき棒」でしたが(笑)、その棒が手にフィットし、心地よく、心が動揺した時に持っていると落ち着きました。
そんなこんなも思い出し、「よし、作ってみよう!」と思い立ち、家にあった角材を削ること一週間。木工用のヤスリと、お気に入りのスポンジ研磨材で、機械は一切使わずに完成しました。
部屋の中は木の粉だらけになりますが、辛抱強く削り続ければ、経験はなくともできると思います。
らせんで、木で、エレメントのシンボルがその形の中に息づき、天然石のワンドよりは大胆に振り回せるワンド。すべすべでとても気持ちよいさわり心地です。
一番下のらせんの終わり部分に人差し指をのせて握ると、ちょうど白い顔のような部分が前にきます。
(一番上の写真は後頭部にあたります)

欅(けやき)については、初めて削りました。
やわらかすぎず、固すぎず、加工しやすい材質です。
木目と色も美しく、これからどんな飴色に変化してくれるのか、楽しみです。
ちなみに削っていると味もしてきます。さわやかな味でした(笑)。
まだ「魂入れ」みたいなことはしていないのですが、これからタイミングを見計らって、ちょっとした儀式をして、名前を教えてもらって、自分なりのひらめきで使ってみようと思います。




