● 磐笛

磐笛は、自然に穴の開いている石に息を吹き込むことで、音を鳴り響かせるものです。
古神道において使われる道具なのだそうですが、そのなんとも高周波な音に浄化作用があるといわれています。
私の笛のお師匠さんは、演奏の前に磐笛を吹かれるのだそうです。普段からその磐笛は神棚の真ん中に鎮座しています。
さすがは笛のお師匠さんだけあって、磐笛の音色も格別なのです。
私が持っているものは天然の穴あき笛ではなく、人工的に穴を穿たれたものです。
緑色のものと、桜をそのままとじこめたような笛の二つです。
「磐笛を持ちたいので、実物を見せてほしい」
と磐笛師さんに電話でお話ししましたところ、
「ちょうど同時に出来上がった、多分あなたにぴったりのものが二つあるから、見て決めてください」
とのことでした。
実際に見に行ってみますと、どちらとも決められません。
音で決めようと思い「吹いてもいいですか?」と聞いてみましたら
「それはできません。磐笛は、はじめに吹いた人のものになります。」
とのことでした。
結局、二つとも連れ帰ってきました。
なんでも糸魚川の翡翠でできたものがいいと言われているらしいのですが、これらの石は翡翠ではありません。
しかし、「自然の豊かさをそのまま切り取ったような石」と、いつも嬉しく思い、なでています。
たまに精油をブレンドしたオイルをなじませています。
加勢先生より「笛には名前をつけると良い」とのアドバイスをいただき、あつかましいなとは思いましたけど、ずっと大事にしたいので、桜の神様の名前をピンク色のものに、対ということで緑の笛にはその旦那様である神様の名前からいただきました。
この緑色のものはある特定の周波数の音が出るそうで、もともと磐笛は日が高いうちでないと吹いてはいけないと言われていますが、とくに吹かないようにと言われました。
昼間は精霊のような存在を、夜は悪霊のような存在を、引き寄せるのだそうです。
同じ周波数なんですね。。。どの世界で吹くかによるのだそうです。
腕のほうは、まだまだ下手くそです。
清めるというよりは、ただぴーぴー鳴ってるという感じです。
精進していきたいと思います。


