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● 天上天下唯我独尊

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釈迦は生まれてすぐに七歩歩き、右手で天を、左手で地を指して「天上天下、唯我独尊」と言ったといいます。どんな赤子だ、って感じです。

この上と下を指したこのカタチが気になり、描いてみました。
蓮池の周りを歩いて、ふと振り向いたら葉っぱの上に小さなお釈迦様が笑ってた・・・というイメージです。
今回は色鉛筆で描いています。

tenjou_tenge_S.jpg

クリックで拡大します。

この「天上天下・・・」の言葉は、「俺がこの世で一番エライぞ」ということではなく、「天にも地にも、この宇宙の中で、誰もが、ただひとりのかけがえのない存在である」というような意味なのだそう。

私の場合、人との意見やセンスの相違が放っておけずに気になる時、この「自分をただひとりの大事な我とは思えない」センサーが働いています。
そういう時にこの言葉を呪文のように唱えてみれば、目の前に居る人も、自分も、独尊なのだからいいじゃない・・・とさくっと愛で流せるように思いました。

この右手を上げている状態を反対にして、左手を上げている像が、いわゆる“右肩上がり”であるとして「商売繁盛」の像として販売されていたりします。
それはなんとなくイヤだ・・・・


おっとっと、独尊、独尊。

それもそれで、いいじゃないですか。
ね。

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● 虹色・般若心経

heart_sutra_tittle.jpg

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「般若心経を、サラ・ミッダの絵(なつかしー)の文字みたいに、虹色で描いたらどうなのよ!」

と、思い立って描いてみました。
時々むしょうに文字をつらつらと書き続けたくなる時があります。その文字に意味はなくてもいいのです。とにかく何か書きたい。それが漢字の羅列だともっと嬉しい。
そこで、般若心経です。
日付を見たら、八月の終わりでした。夏の日差しの明るい時、こういうカラッ、キラキラッ、とした気分だったのかな。

般若心経って「ハート・スートラ」って言うんですってね。心のお経です。

私にはあまり意味はわかっていませんが、なんとなく現代の人々の中ではそう悟っている人も増えてきた「すべての物質に実体はなく、光である」とか、「思いは具現化する」のことと同じように思います。
「思いは具現化する」と聞くと「願い事を叶える」という、ポジティブな方向性を持っていることのようなイメージがありますが、般若心経では「ポジ」も「ネガ」もないという、さらに超えた視点があります。

それがイイ。
私はそういう、超ニュートラルな考え方に憧れます。

heart_sutra_s.jpg
クリックすると拡大します。


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● 風神雷神図

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季節柄、描いてみました。
最近東京でもよく闊歩されておりますね。外出時に雷雨にさらされると、「雷神様、当たらないでください」とお祈りしたい・・・んですけれど、具体的に名前や対象を思い浮かべること自体が、その存在を近くへ寄せることになりそうで、念じるかどうか悩みます。

  ■拡大画像■  

この絵はとってもポピュラーです。
俵屋宋達が創作して描き、 尾形光琳が模写し、酒井抱一がまたまた模本を制作。有名なのはこの三枚です。
先日、このうちの宋達と光琳の絵が並んで展示されるという、超ゴージャスな数日間がありました。もちろん行ってきましたとも!
私は光琳の絵で構造を確かめつつ、でも、宋達の絵をベースとして描きました。なので矛盾点(雷神の左手おかしくない?この紐どこからきたの?等々)はそのまま残しています。

■クリックすると別ウィンドウが開き、もう少し拡大して見ることができます■


raijin_up_s.jpg

huujin_up_s.jpg

彫刻として残っている風神雷神は結構違った感じです。絵みたいに動物(?)っぽくなくて「阿吽像」みたいな憤怒像系だし、指が三本であったり等、言い伝えがきちんと踏襲されています。

宋達と光琳の絵の違いはたくさんありますが、私がどちらの絵をベースするかと決めるポイントとなったのが「視線の違い」でした。
光琳の絵は風神と雷神が視線を真ん中で合わせています。にらみ合いの迫力が画面に生まれています。宋達の絵は、雷神は下方を、風神は左方を見ています。視線は合っていません。

雷は垂直に動き、風は縦横無尽ではありますが、基本的には水平に動くイメージが強いです。だから宋達はそのように描いたんじゃないでしょうか。縦と横のエネルギーの二枚の絵が対になっている屏風・・・というのが宋達の狙いかと感じました。
置かれた空間に強い磁場を生み出しそうです。

この違いによって宋達の絵には立体感と、神様の力が生まれているように感じました。
光琳はこの屏風絵を「図案」として、華やかに、現実の物質とも矛盾少なく、神様を描いたのでは・・・と思いました。

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● コダマぼうず

コダマぼうず

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仏像教室、行き続けています。
仏足→握り手(ぐー)→開き手(ぱー、ってわけでもないんですが・・・)と進んできています。顔や像を彫るのはまだまだ先のことです。

ここのところ、私事でいろいろありまして、非常に虚しくなりました。
このような空虚感は初めてなのか稀なのか、なかなか無い心地で、自分の心の中の未踏の地に足を踏み入れたような気分です。
すべてが無意味に思えるのですが、それが非常に清々しく自分の垢を落としていってくれています。不思議です。しかし哀しい。

こういうことを考えられるのは余裕がある証拠、夏に陥りがちな体調不良時にはこんなこと考えていられません。
加勢先生にお聞きしましたら「創作に良さそうな状態、自由に何かつくってみたら」ということで、お地蔵さんを彫ることにしました。

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仕上がり段階に入ったところで、白毫(びゃくごう)をつけようと鉛筆で点を打ってみたら何だかおかしい。
そういえば着物を着ちゃってる。
ということで「おぼうさん」になりました。耳がないのは「もののけ姫」の「コダマ」に近い感じにするためと、技術の及ばなさのためです。
大きさは親指くらい。顔にえらい時間をかけてしまいました。まだ削るかもしれないです。

仏像彫刻には、ヤスリは使いません。ヤスリを使うと木の目が死んでしまうのだそうです。ですから、すべすべのあの仏様の肌は、仏師さんが彫刻刀でツルツルになるまで削って作られています。

ちょっといいかも。かわいいかも。

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● 地蔵菩薩

地蔵菩薩

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子供が犠牲者となる事件が相次いだ昨年、弱い立場の者を救う仏様・お地蔵様を描いてみたくなりました。
観音様のようなきらびやかさや色っぽさ(笑)はありませんし、お釈迦様のような荘厳な感じの存在とも思えません。でもそのことがまた、存在を身近に感じられますし、「世の中を救う」といった社会的なことではなく、個人的な、けれど深い苦しみについてお力を貸してくださりそうに思えました。

「賽の河原にて、小さな魂を救われている地蔵菩薩様」をイメージして描いてみました。
もし実際に会えたなら、どんなに優しく、暖かいお顔をされていることだろう・・・と思います。


地蔵菩薩


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● 宝誌和尚

宝誌和尚

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「宝誌和尚」と検索すると、その立像が出てくるかと思います。
顔がぱっくりと真ん中で割れて、中から観音様のお顔が覗いている・・・という、やや気味悪い(すみません)仏像さまです。

この立像が東京の博物館に、一木彫仏(一本の木から作られた仏像さま)が集まり、展示されている催しがありました。友人からの誘いがあり、行ってみました。
そこにはたくさんの木の仏様がありました。一本の木から削りだしていますから、体のラインが木だった頃のラインに沿っているものがたくさんありました。

その中でも一番この「宝誌和尚」の像に惹かれました。
一本のまっすぐな木に、絶妙なバランスとデザインで彫られている、そのまっすぐさとシンプルさに、ぐっときたのだと思います。

ポストカードを買って帰り、加勢先生にも見ていただきました。
すると、この仏像の生い立ちを語ってくださいました。

「この像の木は、もともとお寺の柱だったんだね。大きな、太い柱で。
 それが火災か何かで、お寺が焼け落ちてしまった。
 その時に残った部分から、この像が彫られている。
 お寺の柱が仏像に変わるというメタモルフォーゼと、
 この像の、顔が割れて中から仏様が現れるというストーリーを
 合わせているんじゃないかな。」

宝誌和尚という方は、中国のお坊さんなのですが、
お坊さんらしからぬ風貌で、お坊さんらしからぬ生活をしたり、
予言を行ったり、一時に複数の箇所に現れたり・・・という不思議な方だったそうです。
この和尚の肖像画を梁の武帝が描かせようとしたところ、
顔が割れて十一面観音が現れ、様々に変化して描くことができなかった、、、
という話が伝えられています。


宝誌和尚


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● マトゥラー釈迦立像

マトゥラー釈迦立像

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マトゥラー博物館の釈迦立像がモデルになっています。
体にそって、衣の流れるラインが美しく彫刻されています。
その体がなんとも「脱いだらすごいんです」みたいな感じに衣の上からでもくっきりとしていて(笑)、人間っぽくはない、つるっと作った彫像そのものなんですが、そのバランスが素晴らしい~・・・・と惚れ惚れします。

インドにもマトゥラー博物館にも行ったことはありませんが、この時代のこの地域の彫刻は、とっても好きな感じのものなのです。のびのび、ぱつんぱつん(笑)、なめらかな感じです。

この仏像の足元には、小さな小さな、仏像を拝んでいる人が両脇に居ます。しかし実物は首のところでちょうど崩れてしまっており、二人とも頭のない状態でした。絵ではきれいな形で復活させています。

観音様系統じゃなくてお釈迦様系統を描くのは、もしかして初めてだったのかも。


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マトゥラー釈迦立像


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● [ エッセンス画 ] 無原罪のマリオ

無原罪のマリオ

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タイトル、間違いじゃないです。
マリア様のモチーフとして「無原罪のマリア」という、同じポーズのものがあります。
これはどちらかというとギリシア彫刻のような、「生命力ムキムキ」というのを筋肉じゃなくて
細胞ひとつひとつに宿っている光の輝きとして描いてみたかった、という絵です。

男っぽいので「無原罪のマリオ」としました(笑)

ぱあっと胸を開いている感じ、手や頭から放射される強い光、
感動に委ねるように傾いた頭。
無原罪というと「生まれつき罪がない」ですっけね。

そういうものはないと思うのですが、一瞬でもまったくのすべてのものに
自己存在を捧げきって無私、という感覚があるとしたら、そんな感じかなあ、と
考えてみたり。

描く際に、必ずインクにパシフィック・シナジーフォミュラ・シリーズの
「セルラー・メモリー(細胞の記憶)」というフラワー・エッセンスを混ぜて描きました。
ちょうどこのエッセンスを加勢先生にセレクトしていただいたところで、
ちょうど本で「細胞のひとつひとつのダルマを思い起こす」というテーマを読んでいて、
ちょうど描きあがったらクリスマスの日だった、という絵です。

先日私の絵にある方からアドバイスをいただき、いい意味で混乱し、
感じながらも甘んじていた領域から離れようと思い、それから絵が描けず、
思い浮かばず、どうしよう、と思いながら、結局はその領域内にて
「細胞、細胞・・・」と点々を打ち、線を引いていました。

加勢先生によりますと、エッセンスのエネルギーは絵に生きているそうです。
絵にエッセンスを取り入れることが有効だと知ったきっかけとなった絵です。

無原罪のマリオ


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● 狛犬

狛犬

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仲の良い夫妻がいらっしゃいまして、とてもよくしていただいています。
この二人と出会っていなければ、また、深くお話をしなければ、私の人生随分軌道が違っただろうな、と思うお二人です。
その旦那様が、過去世の中に狛犬であった(狛犬に宿っていた)ことがある、と加勢先生によりわかりました。

狛犬は二体で一対。
夫婦仲が良いことも表しているのだそうです。

狛犬


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● 銀月

銀月

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だいたいが月といえば白い。
もっともっと白く、銀色に、ただそれだけを「月」と思って描いてみたい、というのがこの絵。
絵の具は日本画用の岩絵の具と、水彩絵の具を使用。

観月瞑想というのかな、ただこの「●」を見てする瞑想がある。
それ用にならないかな、という気持ちもあったけれど、その瞑想をするのは自分じゃない、というイメージだった(笑)。

銀月

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● 龍上観音

龍上観音

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エアーワークス・加勢先生から、大きなことを動かす際(土地の荒ぶりを静めるなど)観音様にお力をお借りすると聞きました。
本当に仏様や龍を観ることができたら、ぼんやり、でも煌々と輝くような感じに違いない・・・ということで、そんな感じを描いてみました。

グレー~ベージュのトーンはとても気持ちいい。
静かな気分になります。
そこにエネルギーがっつりのレッドゴールドな光の観音様が登場。
もちろん乗っているのは、白い龍。

さらさらーーーーっと救いと恵みのエネルギーを落としています。
「この真下に立ってみたい」と言ってくれた人がいました。
いいですね。
少しずつ、金色の粉を吸収して、生まれ変わってゆきたい気がします。

龍上観音


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● プラ・リーラー

プラ・リーラー

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降り龍を描いて気をよくした私は、「少ない色数で絵を描く」ということが楽しくなりました。
そこで第二弾は観音様系統のものを描くことにしました。ちょうどタイのお守りにシルバーの台をつけた指輪を購入しましたので、それをモデルに「黄色から赤」という曙色(と勝手に思っています)の絵を描きました。
紙を染めるようにして描いています。この紙だからこそできる技でした。

この絵は何人かの方に譲って欲しいとお願いされましたが、一番最初に声をかけてくれた友人のところに行きました。

今でも大好きな絵です。

プラ・リーラー

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● 降り龍

降り龍

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友人の誕生日のために描いた絵です。
もう何年も、絵の具を使ったりするようなまともな絵を描いていなかった私、漫画や落書きしか描いていなかった私の、その落書きを気に入ってくれて

「かわいい龍の絵が欲しい」

と言ってくれました。
その声にこたえるべく・・・と、それこそ恵比寿の駅ビルで「金・白・茶」の絵の具、筆二本、ポスカ一本を購入して書いたのが、この絵です。
はじめはシンプルな、かわいらしい漫画ちっくな線画に、ちょろっと色のついたものを・・・と思っていたのに、どんどん渋くなっていきました。この「かわいい顔で重い」というギャップが面白くて調子にのり、ゴージャスな金縁の額に入れて贈りました。

友人はこの龍に名前をつけて、今でもかわいがってくれています。
ありがとう。
もう一度描こう、というきっかけになった絵です。

降り龍

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gallery[ ギャラリー ]
天上天下唯我独尊2009:01:26:21:58:41
虹色・般若心経2008:11:01:20:47:41
風神雷神図2008:08:23:18:40:18
コダマぼうず2008:07:04:16:29:31
地蔵菩薩2008:01:12:22:27:37
宝誌和尚2007:08:28:16:37:46
マトゥラー釈迦立像2007:08:15:17:47:34
[ エッセンス画 ] 無原罪のマリオ2007:07:26:21:59:45
狛犬2007:07:26:21:47:07
銀月2007:07:26:21:19:26
龍上観音2007:07:26:18:46:31
プラ・リーラー2007:07:26:18:15:06
降り龍2007:07:26:18:06:11