● 天上天下唯我独尊

釈迦は生まれてすぐに七歩歩き、右手で天を、左手で地を指して「天上天下、唯我独尊」と言ったといいます。どんな赤子だ、って感じです。
この上と下を指したこのカタチが気になり、描いてみました。
蓮池の周りを歩いて、ふと振り向いたら葉っぱの上に小さなお釈迦様が笑ってた・・・というイメージです。
今回は色鉛筆で描いています。
この「天上天下・・・」の言葉は、「俺がこの世で一番エライぞ」ということではなく、「天にも地にも、この宇宙の中で、誰もが、ただひとりのかけがえのない存在である」というような意味なのだそう。
私の場合、人との意見やセンスの相違が放っておけずに気になる時、この「自分をただひとりの大事な我とは思えない」センサーが働いています。
そういう時にこの言葉を呪文のように唱えてみれば、目の前に居る人も、自分も、独尊なのだからいいじゃない・・・とさくっと愛で流せるように思いました。
この右手を上げている状態を反対にして、左手を上げている像が、いわゆる“右肩上がり”であるとして「商売繁盛」の像として販売されていたりします。
それはなんとなくイヤだ・・・・
おっとっと、独尊、独尊。
それもそれで、いいじゃないですか。
ね。





























